千葉の青物釣りおすすめポイントや釣り方は?-内房湾奥編

青物

釣りを始めてみたりすると釣り場で
「青物釣れてきたよー」
「イナダが釣れてるねー」
「サワラが釣れるよ」
などなど耳にすることがありますよね?

青物というと釣りは難しく敷居が高いように思いますが、実はポイントも近いしちゃんと狙うとしっかり釣れますよ!

今回は釣りを始めて、青物をまずは1匹を釣りたい!という方向けにお伝えしたいと思います。

▼東京湾は実はこんな魚あんな魚まで思ったより簡単に釣れちゃうよ!▼
千葉東京湾の釣りで釣れる魚とポイントは?
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千葉湾奥の青物釣りで釣れる魚種は?

ところで青物って言うとここ千葉の湾奥ではどんな魚種が釣れるのでしょうか?
サゴシとかワカシとか聞きなれない魚もいますので簡単にご紹介しますね。

サゴシ

サゴシ
そう!見てわかる方もいると思いますがサワラの小さいのです。
地域によって大きさや呼び名は若干違うようですが、ここ東京湾奥では70cm未満をサゴシ、70cm以上をサワラと呼ぶことが多い気がします。

味は「サワラ食べたらイナダ食べられないよー」という人がいるくらい美味しく、東京湾で青物を狙う上手い釣り人達が狙っているのがこのサワラ(サゴシ)だったりします。

イナダ


寿司屋でも人気のイナダ、小さいサイズをワカシと言います。

これも地域によって呼び名が違ったりしますが、ここ東京湾では40cm未満をワカシ40cm以上をイナダと呼ぶと思います。(誰も「お前が釣ったの小さいからワカシだろ!」なんていわないし、面倒なので全部イナダで良い気がしますが…)
逆に大きいものは60cm~80cmをワラサと呼びます。
たまにこのサイズも陸から釣れています。

サバ

先日茜浜で鯖爆釣の時の話はこちらです。

カツオ


1匹イナダが中央にいますが…
沢山いて首が折れているのがカツオですね。

今回は湾奥で釣れる青物のご紹介ですが、カツオはちょっと期待がこもってます。

というのは写真は館山で釣ったものです。
東京湾奥でも極稀にシイラが釣れる事があるので、いつか湾奥でもカツオが釣れるのを楽しみにしてます!

館山でカツオが爆釣した時の話はこちらです。

マグロ
東京湾で!?嘘っ!
って思うのですが、千葉市の検見川浜で2017年だったかな?10kgくらいだったかな?マグロが上がったそうです。
ロマンあふれる話だ!

だいたいこの辺りの魚種が東京湾奥のおかっぱりからでも狙えるんです。

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千葉湾奥の青物釣りのおすすめポイントは?

千葉の北西部ではじめて青物を狙う場合におすすめのポイントをご紹介します。

まだ釣りを始めたばかりやほかの人がいたほうが安心する!という方は…

千葉港
検見川浜の突堤
市川港

この辺りが足場も良くておすすめです。
この中では市川港は江戸川のほぼ河口なので一番塩分濃度が低く、少し可能性は下がると思います。

また足場が良くて釣り禁止でない場所と言えば船橋港の親水公園も候補に入りそうですが、市川港と同じ理由なのとかなり湾の奥になるので可能性は低いです。
ただ、過去には62cmのイナダも揚がったとの話もあるようです。
去年の青物フィーバーの時は河口から10kmも上流でイナダが釣れてたりしたこともあるから市川港と言い船橋港親水公園も釣れる可能性はあると思います。
僕はあえてここではやりませんが…

ちなみに船橋港

こちらはほぼ全面釣り禁止です。
結構入っている人を見ますが、すごく大きな資材を運んでたりストックしてたり、ヤマトのトラックがバンバン走り回っていますので立ち入らないようにしましょう。
対岸の高瀬町の工業地帯もすべて釣り禁止です。
釣りを始めるとどこからともなく警備員の方が来て注意されちゃいます。
(知らないとき釣り始めようとして注意された経験ありです…。始めようとしてタックル(道具)を地面に置いて糸を結ぼうとしたらすぐに警備員の方が来られました。どこかにカメラでもついているんでしょうね!?)

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千葉湾奥の青物釣りの仕掛けや釣り方は?

青物の食べ物と言えば小魚です。
その小魚を食べるという習性を利用した釣り方をご紹介します。

青物釣りおすすめの泳がせ釣り

釣りの基本は、釣りたい魚が食べているものに餌や仕掛けを合わせる!
これがポイントなのですが生き餌の確保はなかなか難しいです…

泳がせ釣りという釣り方があるのですが、釣ったり準備した餌となる小魚を生きたまま餌にする釣り方で、おそらくこれが一番釣れると思います。

ただ、先ほどもお伝えしたようにこの泳がせ釣りでは餌の確保がなかなか難しいです。
なのでおすすめはルアー(疑似餌)を使った釣り方です。

泳がせ釣りはこちらの僕も良く楽しみに視聴させていただいている「チャンネルよしゅあさん」が得意としているので是非見てみてください。

もし「サビキ釣り」や「ちょい投げ」で小魚が入手出来たら是非チャレンジしてみてください!
そして泳がせ釣りでやる場合青物ならば「エレベーター式」という仕掛けがおすすめです。
自作仕掛けも簡単ですがよく分からないときは


これがそれです。

今回僕がおすすめするのは生き餌の確保も要らないルアー釣りです。
こちらの釣りもハマると数が釣れる爆発力があります!
餌を付け替えたりもしなくていいので手返しが良いってのも数に繋がるポイントです。

青物のルアー釣りに必要な道具は?

釣りの道具というとバケツや小物などキリがないのでルアー釣りに特化したものだけ紹介させていただきますね!
今回ご紹介している釣りのスタイルをライトショアジギンクなんて呼びます。
比較的軽いルアー(20g~40g)のメタルジグというものを投げることが多いスタイルです。

初めて買うライトショアジギングのロッドのおすすめは?

竿(ロッド)
ご紹介した釣り場でおすすめの竿は、シーバスロッドの9tf。
このスペックがあれば近所のいろいろな釣りで使うことが出来ます。

リバティークラブシーバス 90ML

初心者のライトショアジギングおすすめのリール

リール

大きさの数値で3000番というものがおすすめです。
ハイギアというのとかノーマルギアとかいろいろあるのですが、一般的には青物にはハイギアがおすすめとされています。

ハイギアとはリールのハンドル1回転で巻き取れる糸の量が多いのでルアーを早く動かせ、青物へのアピールに効果的なのと、巻取り量が多いので早くルアーを巻き取って回収するときなどに利点があります。

でもハイギアでなくても釣れるので手持ちのリールがある場合はそれで初めても良いと思いますよ!
釣具屋さんなどで格安の初心者サビキ釣りセット(ちょい投げセット)などについているリールはやめておいた方が良いです。
青物が掛かったら一発で壊れるかもしれません。

各メーカーからリールもたくさん種類が出ているのでおすすめはコレ!ってのをご紹介いたします。
リンクが多く長くなっちゃうので商品名を書いておきますので楽天派の人はコピペして楽天で検索してみて下さい。

シマノ17 サハラ C3000HG

ダイワ レガリス LT3000-CXH

価格が安いのに高性能でオススメなのはこの2つです。
上級者の方も使ってたりするので機能はお墨付きです!

ライトショアジギングでコスパ良しのラインは?

ライン
シマノPEライン ピットブル 8本編み 200m


リールに巻く糸です。
PEラインという種類でよく見る釣り糸(大体ナイロンライン)より圧倒的に飛距離が出ます。
細い糸の方が飛距離が出て釣れる可能性もあるので1.0号くらいを使う方も多いのですが、初めは太さは1.2号くらいがおすすめです。

リーダー
ヤマトヨテグス(YAMATOYO) フロロショックリーダー


飛距離を出すためにリールに巻くPEラインは細すぎて、魚の歯で切れたり、岩に擦って切れてしまうことが多くあります。
なのでPEラインとルアーの間に太くて強いラインを入れます。
太さは5号2(20lb)か6号(22lb)くらいが良いです。

PEラインとリーダーの結び方にはFGノットという難しい結び方が一般的ですが、面倒なので僕はこの結び方です。

FGノットが出来るに越したことはないので出来たら頑張ってチャレンジしてみて下さい。

 

ライトショアジギングこれがあれば釣れるっておすすめのルアーは?

ルアー
これは数えきれない種類とカラーなどの数があるのでこれ持っておけば間違いないというのをご紹介します。
カラーは魚に似せたカラーを1つ、ゴールド系を一つ、ブルー&ピンク(ブルピン)を一つくらい持っておくといろいろな時間帯や天候に対応できます。
メジャークラフト  ジグパラ スロー

重さは20gでオッケー!
遠くに投げたいからって欲張って竿の投げれるMAX30gより余裕を持った20gくらいで思いっきり投げたほうが距離が出たりすることが多いです。
また、竿のMAXで投げていると竿が折れることもあります。

余裕が出たら30gも準備して、キャスト(投げ)の練習も重ねるとより飛距離も出て釣果に繋がります!

安いのをご紹介しましたがもっと安いのはダイソー(100均)の「ジグロック」と「ジグベイト」というメタルジグです。
これでも十分釣れるのでおすすめです!

ただ、針とルアーの結合のスプリットリングとフック(針)が使い物にならないので交換がおすすめです。

これは持っておけ!ライトショアジギングに必要な小物は?

スナップ
OWNER(オーナークイックスナップ 1.5


リーダーとルアーの連結に使います。
ルアーの交換も早くできるようになっています。

フィッシュグリップとプライヤー


魚の種類によっては歯がすごく鋭く簡単に手が切れたり、トゲがあったり毒がある場合もあります。
魚を持つときに使うフィッシュグリップ、そして針を外すプライヤーを持って行きましょう!

魚にルアーを飲まれた時などプライヤーが無いとまず外せません。

ランディングネットとランディングポール

網なんて要らないでしょ!?
なんて思うかもしれないですが、40cmくらいのイナダは結構釣れちゃいます。
そんな大きさの魚を慣れた人や道具が強い場合は良いですが、ランディングネット無しで抜きあげちゃうと、おそらく買おうかどうかで悩んでいる人だったら上手く抜きあげられず多分竿を折ります…

せっかくの道具を長く使うためにも、そして釣りあげた魚をちゃんと食べてあげるためにもネットは必要です。

 

僕は釣る場所に合わせて2種類の長さのタモの柄を持っていますが、1つだけ買うなら5mくらいをお勧めします。
3mの高さがあって身長を考えたら5mはないとまず魚をすくえません。
テトラが手前に入っていたり、堤防では3mではまず役に立たないことが多いので注意してくださいね。

高いように思えるかもしれませんが、上でご紹介したものやメーカー品は軽いし丈夫なので使いやすく長持ちすると思います。

 

もう1個忘れちゃいけないのがストリンガー

 

釣れた魚をつないでキープする道具です。
また魚を美味しくいただくには血抜きという工程が必須です。
その時もエラを切った魚を海中に付けておくことが出来ます。

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東京湾奥で青物が釣れる時期は?

魚は旬の時期がそれぞれ違います。
そしてその地域の(海の)特性で釣れる時期も多少変わったりします。

ご紹介した魚がいつ釣れるか?
ここ最近の感覚も考慮してご紹介します。
おかっぱり専門の僕の感覚なのと住んでいる地域によって少しずれがあるかもしれません。
また、近年は海水温の上昇の為か釣れる時期も大分変ってきています。
ご紹介した時期以外にも釣れることがあったりするのも釣りの楽しみの一つですね!

イナダ(ワカシ)…6月~11月
サワラ…9月~11月
カツオ…7月~8月
サバ…9月~10月

春から秋に集中していますが、秋から冬にはタチウオ、冬から春にはシーバス(1年中狙える)なども釣れるので東京湾はかなり熱いですよ!

2019年の青物が始まった時期はこちらこちらを参考にしてみて下さい。

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毎日のように釣り通いの僕が信頼しているルアーは?

※ここからはハマっちゃった人向けの記事です。

青物が釣れるルアーにはご紹介したメタルジグ以外にも実はいろいろ種類があります。
ジグパラスローだけ持っていれば困らない。
それは間違いないのですが、青物が釣れるよーって情報をキャッチして「さあ行こう!」なんて時には実はもう周りは人だらけ!

周りの人はみんなメタルジグを投げています…

魚ってルアーを覚えるんです!知ってました?
覚えると言うと大げさかもしれないですが、同じものばかり投げていると全然釣れなくなっちゃうんです。
それでカラーちチェンジが有効だったりするんです。
で、3種類くらいのカラーが欲しいということなんですが、それよりも有効なのは人が使っていないルアーを使う!
これすごく効きます。

ということでまわりの人が釣れていないのに僕だけ沢山釣れたルアーも紹介しますね!
あとこのルアーも持っておくと多分美味しい思い出来ますよ。
改造なんかしても釣果UPに繋がります!

そしてしばらくしてちょっと釣れなくなったらまた安定のジグパラスロー投げてみて下さい。
また釣れます!

ジグパラスローでも反応し無くなったら…このメタルジグで!

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【番外編】湾奥青物釣りの外道で釣れる魚と言えば…

今回買った釣具が青物だけしか使えなかったらちょっとコストパフォーマンス悪いですよね!?

青物のブログなので外道と言っていますが十分メインターゲット(本命)になる美味しい魚たちも釣れちゃいますよ!

シーバス(スズキ、鱸)
が沢山釣れます。

また黒鯛なんかも良く釣れます。

タチウオ

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さいごに

釣りって難しい…
始める前は特にそんな風に感じている人も多いかと思います。

何でもそうですが初めてみて好きだったらどんどんのめり込みますし知識は勝手に付いてきます。

近所の釣具屋さんに行けば今回のご紹介したようなことはしっかり親切に教えてくれると思います。

東京湾にはこんなに豊かな海の恵みが広がっています。
一緒に美味しい海の幸いただきましょう!

コメント

  1. Kei より:

    青物を狙って自転車圏内にある、検見川突堤に3シーズン程通いましたが、一匹も釣ることができていません。周りでサバ以外の青物が釣れているのも見たことがなく、いないのではないかと思ってしまいます。近場で、よりチャンスのある釣り場はありますか?それとも僕が下手なだけでしょうか。

    • BOUZUNOGARE BOUZUNOGARE より:

      コメントありがとうございます。
      Kei様の腕とかでなく、湾奥の青物は年によってだいぶムラがあります。
      近くまで入ってきているのに、岸からのルアーで届く範囲までは入っていないということもあります。
      去年はほんの一時期岸寄りまで入ってきましたが、その時に釣り場にいる確率はなかなかなものかと思います。
      そして一昨年飽きるくらい釣れたサバも去年は殆ど釣れなかったり、そして時期的には同じなのに今年は未だ釣れていません。

      青物は一昨年はだいぶ岸に近づきかなりの人が良い思いをしました。
      私も突堤の近くのポイントでワラサクラスを何本か、イナダは多数釣れました。

      その前の年、Kei様が始めた年は1本も釣れませんでした。
      その年の前の年がお祭りのように釣れたので期待したのですが岸寄りには入って来ませんでした。

      このようにかなり年によりばらつきがあります。

      一般的に魚はマズメ時(日が開けた時と日が沈む時)が良いとされています。
      事実なのですが場所取りも大変です。

      一昨年沢山釣ったのは実は9:00~10:30くらいの時もありました。
      また、4年前は15:00から爆釣の時もありました。

      場所取りに疲れたら少し時間を外すと意外と良いときもあります。
      (魚が入ってきている前提ですが。)
      検見川突堤は途中のぐっと曲がったところから先端にかけてが良いときが多い気がします。
      でも場所取りも大変です。
      秋はコノシロがたくさん岸に寄ります。
      その群れの端っこや下あたりだと昼間でも青物が付いていることもあります。
      混んでいる場所ではそんなように時間を外すのも手かな?と思います。

      また近くの場所ですが、具体名を出すといろいろな問題があるので言うのが難しいですが、その突堤から見える地名に浜が付くところ良いと思います。
      でもここもすごく混みます。
      朝は駐車場がないので迷惑駐車も増えます。

      なのでここで駐車場が開いてから、朝マズメ終わって帰る人と交代で入るというのも良いかと思います。

      あと浦安方面はこのあたりより魚が入ってくるのが多い気がします。
      釣りがOKな公園があるのですが、策があり私は釣りにくいのであまり行きませんが一昨年始めた友人は数本釣っていました。
      もし行けるようでしたらおすすめです。

      今年も青物近くまで来て欲しいですね!
      私も頑張ります。
      一緒に青物釣りあげましょう!

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